研究課題
基盤研究(C)
本研究は、紀元千年における隠者のネットワークの実態を、とくに山岳地帯や潟(ラグーン)、岩窟・洞窟などの特殊地形に着目しつつ、そうした場所に建造された聖堂とその守護聖人について実地に調査し、史資料を分析することで明らかにした。また、紀元千年という時間がもつ終末意識や死に備える心性を背景に、神聖ローマ帝国オットー朝皇帝オットー3世の関与を媒介として、大天使ミカエル崇敬が流布する様相を解明した。
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史学雑誌
巻: 125-7
東欧史研究
巻: 37 ページ: 60-67
思想
巻: 1083 ページ: 139-143