研究課題/領域番号 |
24520834
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
鶴島 博和 熊本大学, 教育学部, 教授 (20188642)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 貨幣money / 銭貨coin / 通貨currency / 中世イングランド / 銀貨silver penny / 銭貨改定 / 銭貨製造人 / 銭貨製造場 / 貨幣(銭貨)製造人 / 貨幣(銭貨)製造場 / ペニー貨 / 長い11世紀 / 権威 / 地域社会 / 交通 / 信用と信頼 / ペニー / 銭貨 / 銀貨 / 銀 / 権力表象 / 帝国的基準通貨 / 更新制度 / medieval silver penny / 銀の含有量 / 重量基準 / 貨幣製造人 / ミント / moneyer / 「moneyers」 UK / 「Domesday Book」 UK / mint / 原ジェントリ / 受容体 / 信用 / スターリング |
研究成果の概要 |
ヨーロッパ中世世界はながらく貨幣流通が最小限度の「自然経済」の社会といわれてきた。しかし現在ではそこに貨幣経済とはいわないまでも活発な市場経済と貨幣の流通をみる。そのなかで、973年頃から1279 年頃までのイングランドにおける貨幣システムは、きわめて特異である。銭貨のローマ帝国的イメージ、王国内における王権による単一銭貨の流通規制と定期的な型の変更、多くの貨幣製造場と製造人の活動、高品質で統制のとれた品位と重量などは、銀のとれないイングランドにおける王権の強さの象徴とされてきた。しかし、地域社会の名望家である貨幣製造人か作り出す信頼が品位と王権の権威と連動して流通を可能としたのである。
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