研究課題/領域番号 |
24520848
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 大阪経済大学 |
研究代表者 |
坂本 優一郎 大阪経済大学, 経済学部, 准教授 (40335237)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 投資社会 / 文化史 / 公信用 / 投資 / 投機 / 動産 / 文芸共和国 / 信用体系 / 国債 / 公債 / トマス・モーティマ / イサーク・ド・ピント / 七年戦争 / 啓蒙 / 財政 / フランス革命 / 東インド会社 |
研究成果の概要 |
近世最末期から近代初期にかけて、国際的な政治的秩序の変容によって、イギリスをはじめとする西欧各国で莫大な金額の公的債務が蓄積された。その結果、投資社会が拡大していくと、言説の世界でも、公信用批判から現状の客観的把握へと認識枠組みの変容がみられた。 本研究では、トマス・モーティマ『ブローカー入門』とイサーク・ド・ピント『循環・信用論』に注目し、これらが投資社会の垂直的な深化と垂直的な拡大を背景として刊行されたことを示した。また、国家への信用にもとづきつつ、投資社会の認識基軸としての「投資」と「投機」が、投資社会の原初期にすでに協約不能な対立的概念として出現したことを明らかにした。
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