研究課題/領域番号 |
24520853
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
深澤 百合子 東北大学, 国際文化研究科, 教授 (90316282)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 禁農モデル / アイヌ農耕 / 擦文農耕 / 11世紀前半 / オオムギ / キビ / 炭化栽培種子 / 浜大樹2遺跡 / 大樹町 / 北海道 / 11-12世紀 / 擦文文化 / アイヌ文化 / 雑穀農耕 / フロテーション / ヒエ / アワ / 炭化種子 / アイヌ文化期 / アイヌ考古学 / 松前藩 / 松浦武四郎 |
研究成果の概要 |
禁農モデルを考古学資料によって検証してきた結果、明らかとなったことはアイヌ文化の農耕は、ヒエ、アワ、キビ、オオムギなどの雑穀が作物であることである。北海道ではアイヌ文化以前の擦文文化においてもオオムギやキビの栽培活動がおこなわれていたことが発掘調査から明らかである。擦文文化の農具類は、農耕の技術体系の中に位置づけられる、アイヌ文化への農具の継承、さらに、栽培された炭化種子、オオムギやキビの存在において継承され、アイヌ文化にみられる農耕儀礼や農耕神話についての起源をかんがえさせることになる。考古学におけるこのような成果はフロテーション法によって出土する炭化栽培種子の存在によるところが大きい。
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