研究課題/領域番号 |
24520860
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
渡辺 芳郎 鹿児島大学, 法文学部, 教授 (10210965)
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研究分担者 |
池田 榮史 (池田 栄史) 琉球大学, 法文学部, 教授 (40150627)
関根 達人 弘前大学, 人文学部, 教授 (00241505)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 近世国家領域境界域 / 物資流通 / 南北比較 / 陶磁器 |
研究成果の概要 |
本研究では,鹿児島県鹿児島郡三島村と十島村の考古学的踏査ならびに奄美瀬戸内町郷土館・図書館保管の旧家伝来資料の調査を実施し,近世日本国家領域境界域における物資流通の具体相を解明した。前者の踏査から,三島・十島において,日本本土域からの流通と,沖縄からの流通が重なり合っていることが明らかになった。後者の調査から,考古学資料と伝来資料との総合調査が,物資流通を明らかにするために必要であることを指摘した。また中国-琉球-薩摩と北海道-中国の両地域の物資流通を考古学的に比較検討することで,境界域における物資流通の共通性と独自性を抽出した。
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