研究課題/領域番号 |
24520864
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
平野 修 帝京大学, 文化財研究所, 講師 (90620865)
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研究分担者 |
河西 学 帝京大学, 文化財研究所, 講師 (60572948)
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研究協力者 |
閏間 俊明
斎藤 秀樹
田尾 誠敏
杉本 悠樹
御山 亮済
望月 秀和
平川 南
大隅 清陽
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 製塩土器 / 堅塩 / 胎土分析 / 内陸 / 地域社会 / 都城 / 焼塩壺 / 中部地方 / 焼塩壷 / 焼塩 / 考古学 / 古代 / 生産 / 流通 / 中世 / 生産流通 |
研究成果の概要 |
本研究は近年堅塩用の製塩土器が出土している山梨県を中心に、8~9世紀代の中部地方の内陸地域社会の堅塩の生産・流通・消費の実態解明を目指した研究である。 研究の結果、内陸である古代甲斐国は、堅塩作りないしその運搬に関わる製塩土器は、塩の供給元が用意した容器以上に、供給を受ける甲斐国内で用意した製塩土器が多いことが、胎土分析の結果からわかった。こうした状況は内陸国である美濃国も同様で、このことから古代における地域社会の塩の流通は、堅塩の場合、供給先の容器を使って運びこまれる都城とは異なっている。 この状況は、江戸時代の焼塩壺の生産と流通のあり方に通ずる可能性がある。
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