研究課題/領域番号 |
24520874
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
槙林 啓介 愛媛大学, 東アジア古代鉄文化研究センター, 講師 (50403621)
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研究分担者 |
米澤 剛 大阪市立大学, 創造都市研究科, 准教授 (90402825)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 考古学 / 情報地質学 / 環境史 / 地形環境 / 生業 / 広範囲経済 / 稲作 / DEM解析 / 情報地理学 / 国際情報交換中国 |
研究成果の概要 |
地形環境の情報と考古資料を利用して、東アジアとくに中国長江下流域から江蘇平原一帯における初期の稲作化過程の一端を解明した。具体的にはDEMを作成して地形環境の解析を行った結果、江蘇平原から太湖平原にかけて広大な低湿地の地形環境が連なっていたことが分かった。東中国海沿いの海岸砂丘の形成と関係することから、これを「大後背湿地帯」と呼んだ。農耕具や漁撈具の時間的変化と地域差をあわせて考えると、水辺環境を利用した広範囲経済のなかの初現的稲作から水田稲作へ移行する過程に、「大後背湿地帯」の地形環境の変化は何らかの影響をおよぼしたと想定され、長江下流域一帯のなかでも異なる稲作化過程があったことを指摘した。
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