研究課題
基盤研究(C)
東アジアにおける古代寺院の基壇構築技術は大きく4つに分類され、その系統を追跡することで、これら技術の波及が各地域の政策や外交と密接に関わることを論じた。5世紀末以降の日本列島の古墳では墳丘が高大化する例が認められるが、東アジアの類例調査の結果、墳丘高大化は5世紀後半以降、北魏に端を発して東アジア各地に認められる現象であると考えた。以上の点から、当時の最先端を行く土木技術は、古代東アジアの政治史・外交史をうかがうことができる検討対象として有益であることが結論付けられた。
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日韓文化財論集
巻: Ⅲ ページ: 1-29
考古学ジャーナル
巻: 644 ページ: 5-9
奈良文化財研究所紀要
巻: 2013 ページ: 58-59
https://www7.kokugakuin.ac.jp/k-read/index.cfm?fuseaction=kread.personal