研究課題/領域番号 |
24520898
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 共立女子大学 |
研究代表者 |
石井 久生 共立女子大学, 国際学部, 教授 (70272127)
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研究協力者 |
IÑIGO ARIZTEGI Andres バスク語アカデミー, ナバラ支部, 代表
CALVO JIMÉNEZ Julen ナバラ州バスク語研究所, 所長
GORROTXATEGI NIETO Mikel バスク語アカデミー, 地名委員会, 代表
MUJIKA ULAZIA Nerea デウスト大学, バスク研究所, 所長
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 社会地理学 / バスク地方 / 地名 / 言語景観 / 再領域化 / 人文地理学 / 文化地理学 / 政治地理学 |
研究成果の概要 |
本研究は,バスク地方において1980年代以降進行中のバスクの再領域化の現象を,地名のバスク語化という観点からとらえることを試みた。地形図中の地名や基礎自治体の名称を言語景観と定義し,その修景に関与する諸アクタの実践と交渉がバスク地方において展開される具体像を解明することで,バスクの脱領域化と再領域化について,地名の言語景観をとおして実証的に解明した。その解釈には近年隆盛しつつある批判地名研究や批判言語景観研究の成果を取り込んだ。そうして明らかになったバスク地方の言語景観は,州,県,基礎自治体,地域住民,学術機関など諸主体の複雑な関与により生産され修景される言語有機共同体であった。
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