研究課題/領域番号 |
24520927
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 名古屋経済大学 |
研究代表者 |
高木 史人 名古屋経済大学, 人間科学系, 教授 (70329845)
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研究分担者 |
飯倉 義之 國學院大學, 文学部, 准教授 (70546689)
川村 邦光 大阪大学, 文学研究科, 教授 (30214696)
菊地 暁 京都大学, 人文科学研究所, 助教 (80314277)
土居 浩 ものつくり大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (20337687)
真鍋 昌賢 北九州市立大学, 文学部, 教授 (50346152)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 民俗学 / 博物学 / 言語学 / 民俗芸術論 / 雑誌「掃苔」 / 方言誌 / 結城次郎 / 橘正一 / 方言学 / 昭和初期 / 採集 / 学問形成 / 連携と排除 / 民俗学研究史 / 昔話と方言 / 柳田国男と新村出 / 雑誌「掃苔」と墓制 / 結城次郎・橘正一 / 笑話・怪談 / 民俗芸術 / 宗教学・弔い / 口承文芸 / 葬送儀礼 / 民間信仰 / 研究史 / 現在への応用 / 柳田國男 / 『方言と土俗』 / 新村出 / 『掃苔』 / 『民俗芸術』 / 宗教学 |
研究成果の概要 |
この研究の目的は、第一に昭和初期の民俗学・口承文芸研究の黎明期に、隣接諸科学と民俗学とがどのような関係をきり結んでいたかを研究史として明らかにすることにある。第二に、第一の研究から得られた成果をもとにして、将来の民俗学・口承文芸研究の可能性を探ることにある。その結果、分かった成果の一つを紹介する。昭和初期の口承文芸、とりわけ昔話研究は方言研究と密接な関連を持って進められていたが、それともう一つ、博物学との連携が明らかになった。たとえば、結城次郎(1892-1945)は昆虫採集活動と民俗採集・昔話採集活動とを同時に行なっていた。人文学と自然科学とを同時に行なうことが研究を実り多いものにしていた。
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