研究課題/領域番号 |
24520932
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 国立歴史民俗博物館 |
研究代表者 |
小池 淳一 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (60241452)
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研究分担者 |
青木 隆浩 国立歴史民俗博物館, 研究部, 准教授 (70353373)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 技術 / 継承 / 近代化 / 感覚 / 祖神 / 木工業 / ライフヒストリー / 技術観 / 職業観 / 道具 / 民俗信仰 / 宗教史 / 手作り / ろくろ / 木工 / 桶樽 / 流通圏 / 消費 |
研究成果の概要 |
本研究は職人の技術に関して「手作り」を視点として、その近代化にまつわる問題について調査・分析をおこなった。木工業や酒造業・桶樽製造などにおいて、技術が相互に規定し合う状況を調査し、また轆轤をめぐる祖神信仰が近代の万年筆製造についても継承されていたことを解明した。「手作り」という言葉は職人技術の近代化のなかで、オーダーメイド、もしくは部分的な可変仕様の意味合いで用いられ、そこに伝統的な技術に関する感覚が埋め込まれている場合があることを明らかにした。
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