裁判所と政治部門の対話・協働に関する基礎的研究

• 研究課題/領域番号: 24530017
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 公法学
• 研究機関: 北海道大学
• 研究代表者: 佐々木 雅寿 北海道大学, 大学院法学研究科, 教授 (90215731)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 対話 / 対話理論 / 対話的違憲審査 / 対話的違憲審査の理論 / カナダ憲法 / 日本国憲法

研究成果の概要

カナダでは、人権保障は、カナダ最高裁判所の違憲審査という1つの点によってではなく、カナダ最高裁判所と議会との対話によって実現すると考えられている。
日本においても、人権保障や憲法保障は、最高裁判所による違憲審査という1つの点によって実現するのではなく、最高裁判所と国会や政治部門との「対話」という相互作用のプロセスによって実現することが実証された。

研究成果

• [雑誌論文] 最高裁判所と政治部門との対話 －対話的違憲審査の理論 (2015)
  • 著者名/発表者名: 佐々木雅寿
  • 雑誌名: 論究ジュリスト 巻: 12号
• [雑誌論文] 座談会 対話的違憲審査 (2015)
  • 著者名/発表者名: 佐々木雅寿（ゲスト）、長谷部恭男（司会）、川岸令和、駒村圭吾、宍戸常寿
  • 雑誌名: 論究ジュリスト 巻: 12号
• [雑誌論文] 違憲立法審査権の性格 (2013)
  • 著者名/発表者名: 佐々木雅寿
  • 雑誌名: 長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿【編】『憲法判例百選II 第6版（別冊ジュリスト218号） 』（有斐閣） 巻: ――
• [雑誌論文] 対話的違憲審査の理論―法の支配と憲法的対話の融合― (2013)
  • 著者名/発表者名: 佐々木雅寿
  • 雑誌名: 新世代法政策学研究 巻: 19号
• [雑誌論文] カナダ憲法における比例原則の展開―『オークス・テスト(Oakes Test)』の内容と含意― (2012)
  • 著者名/発表者名: 佐々木雅寿
  • 雑誌名: 北大法学論集 巻: 63巻2号
  • NAID: 40019416314
• [図書] 対話的違憲審査の理論 (2013)
  • 著者名/発表者名: 佐々木雅寿
  • 総ページ数: 272
  • 出版者: 三省堂
• [備考] 北海道大学学術成果コレクション：HUSCAP
  • URL: http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/49786
• [備考] 新世代法政策学研究
  • URL: http://www.juris.hokudai.ac.jp/gcoe/journal/LPG_vol19/19_1.pdf