研究課題
基盤研究(C)
集団殺害犯罪、人道に対する犯罪、戦争犯罪といった行為に関する個人責任は、国内刑法の類推からスタートしながらも、その実体は国家等の集団性を内在させており、その責任は“System Criminality”(制度・組織がもたらす犯罪性・違法性)に対応する特殊な性格を持っている。本研究は、国際刑事裁判の実行を実証的に検討しながら、そうした個人責任論の特質を解明し、「システム責任」という概念を提唱するに至った。
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すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 2件)
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村瀬信也・洪恵子共編『国際刑事裁判所(第2版)―最も重大な国際犯罪を裁く』
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法律時報
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