研究課題
基盤研究(C)
本研究は、企業結合規制において単独効果がどのように判定されるべきかを、単独効果発生メカニズムの理論的基礎とそれに関連する要因の解明を通じて検討した。具体的には、(1)同質財で供給能力が重要な意味を持つ場合と対抗企業が数量競争を行う場合に分けて検討し、また、(2)差別化された市場については、ベルトラン競争型とオークション・交渉型と二分した上で、さらに数量決定が重要なケースを取り上げて検討した。それにより、従来考えられてきたよりも多様な理論に依拠して反競争効果の分析を行う必要があることを示した。
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巻: 776号 ページ: 10-21
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