研究課題/領域番号 |
24530138
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
森邊 成一 広島大学, 社会(科)学研究科, 教授 (50210183)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 近代日本政治史 / 政党 / 府県会 / 名望家 / 政党化 / 府県議会 |
研究成果の概要 |
本研究により、以下の知見を得ることができた。すなわち、府県会議員が任期を満了せず辞任することを、本研究では地方名望家の政治的忌避と考え、明治12-13年の府県会選挙で、埼玉65%・愛知64%など大半の議員が任期中に辞職し忌避率は高かった。その後、辞職率は傾向的に低下し、明治25年頃までに、各県で20%~10%にまで低下し、府県議員職は制度的に定着を見た。しかし、その頃から複選制が順次導入され、早期導入の愛知では27年に辞職率が50%まで再増した。「複選制」の導入は、新人議員の当選増加や、政党化の遅延など一定のインパクトがあったが、議員属性の一新や政党化の阻止などの決定的な効果は収めなかった。
|