研究課題/領域番号 |
24530142
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
板谷 大世 広島市立大学, 国際学部, 准教授 (80264919)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | シンガポール / 人民行動党(PAP) / 公共の安全を維持する条令(PPSO) / 憲法 / 治安維持法 / 英国 / 植民地 / 国内治安法(ISA) / 公共の安全を維持する条例(PPSO) / 人民行動党規約 / PPSO / ISA / 帝国主義 / 共産主義 / 社会主義 |
研究成果の概要 |
英国植民地であったシンガポールは1959年に内政自治権を得た。その時に成立した人民行動党政府は今日まで継続している。なぜこの政府は安定しているのか。先行研究が内政自治政府の誕生後の政策や同党指導者の政治思想からこの問いに答えようようとしているのに対し、本研究では植民地時代に成立した政治秩序に注目してこの点を明らかにしようとした。英国植民地政府はシンガポールの政治秩序の維持に高い関心を示し、内政自治政府成立後もこの政治秩序の継続を望んでいた。人民行動党の指導者はこの英国の意向を理解し、植民地時代の秩序維持方法を継続させることで、内政自治権獲得後のシンガポール政治を安定させたとの知見を得た。
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