研究課題/領域番号 |
24530155
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
|
研究機関 | 京都女子大学 |
研究代表者 |
松下 洋 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (60065464)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | ペロニズム / ポピュリズム / 女性参政権 / 心理的 / プロスペクト理論 / エビータ / ペロン / エバ・ペロン財団 / 労働運動 / モントネーロス / ゲリラ組織 / ネストル・キルチネル / クリスティーナ・キルチネルネル / ぺロニズム / 情緒的支持 / 制度化 / 労働党 / 合理的 / 1945年10月17日事件 / CGT / 社会正義 / 個人崇拝 |
研究成果の概要 |
ペロニズムへの労働者への支持をめぐって、1943-46年の期間のおいては旧労働運動指導者の合理的選択だったとするムルミスとポルタンティエロの説に対して、本研究は45年10月17日事件の再検討を通して、彼らのペロン支持にも感情的支持は否定しがたいこと、エビータへの熱い支持が45年10月に始まっていたことを明らかにした。また、46年以降における新旧の労働者のエビータに対する熱狂的な支持には感情的・心理的要因だけでなく、エビータが女性参政権の制定やエバ・ペロン財団に依拠した救貧活動などの彼女による具体的な成果が労働者大衆を魅了したとの事実も無視できないことを明らかにした。
|