研究課題/領域番号 |
24530172
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
寺本 康俊 広島大学, 社会(科)学研究科, 教授 (00172106)
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研究分担者 |
ユリア ミハイロバ (YULIA Mikhailova / Yulia Mikhailova) 広島市立大学, 国際学部, 名誉教授 (00285420)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 外交史 / 国際関係史 / 新聞・雑誌 / 世論 / 外交 / 対立 / 和解 / 協調 / 新聞 / ロシア / イギリス / マスメディア / 日露関係 / 英露関係 / 日米関係 / 日英米関係 / マス・メディア |
研究成果の概要 |
本研究は、日露戦争後の両国がいかなる背景、理由で接近し、国際関係がどのように変容したかを、原資料などを使い、分析、検討した。日露両国は、新聞、雑誌などの特派員による報道によって、相互のイメージ、特にロシアでの対日イメージが大幅に改善されることになった。また、両国の外交的視点から、中国に於ける満州、蒙古などの勢力範囲の設定という相互の国益の確保、増進のために接近した。そして関係各国も冷徹な国際政治的判断によって、自国の国益確保のために日露両国に外交的な働きかけを強化した。これらは、現代の日ロ関係に於いても相互のイメージの改善が求められること、また相互の国益の確保が必要であることを示唆している。
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