研究課題
基盤研究(C)
本研究では、米国、英国、国連での平和活動ドクトリン改定の現状を分析した。ドクトリンとは、活動の際、状況に応じて適宜適用される緩やかな原則を指す。活動を成功裏に実施するためには適切なドクトリンが不可欠である。英国、米国に共通する流れとして、国連の概念や政治的動きを反映させ概念を統合する動きが認められる。英国では、平和支援活動概念の構成要素のうち平和維持の範疇が国連と統合され、米国では文民の保護など基幹領域の概念の補強が行われた。国連での動きについては、国際共同研究を発足させ、近年、新しいタイプの平和活動や任務が設立されたことに鑑み、安定化ドクトリンの必要性が認められるとの結果を得た。
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http://pari.u-tokyo.ac.jp/unit/ssu/events/2014-12-17/index.html