研究課題/領域番号 |
24530193
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
宇井 貴志 一橋大学, 大学院経済学研究科, 教授 (60312815)
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研究分担者 |
武岡 則男 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 准教授 (80434695)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ゲーム理論 / 意思決定理論 |
研究成果の概要 |
誘惑下の自制問題とは,意思決定者が複数の価値基準を同時に持つ結果,心理的葛藤に直面することである.本研究では,相互依存関係にある複数個人の自制問題の分析を目的に,自制問題の代表的モデルであるGul-Pesendorferの選好を戦略型ゲームに取り入れ,「自制ゲーム」という新しいクラスのゲームを提案した.まず,自制ゲームにおける均衡概念を定式化し,均衡の存在証明を行った.また,典型的な自制ゲームのクラスの公理的基礎を与えた.その応用として,友人効果の下でのコミットメントデバイス需要を分析し,コミットメントデバイスの供給制約によって,プレイヤーの厚生を高め得ることを明らかにした.
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