研究課題/領域番号 |
24530198
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
末廣 英生 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (30162837)
|
連携研究者 |
小林 創 関西大学, 経済学部, 教授 (10347510)
安部 浩次 横浜国立大学, 大学院国際社会研究院, 准教授 (40582523)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 不公平回避選好 / リーダーシップ / 囚人のジレンマ |
研究成果の概要 |
チームで仕事が行われる時、メンバー全員が努力することが望ましいが、1人だけするのでは当人が損をするにすぎないという囚人のジレンマが起こることが多い。このようなジレンマは、チームの誰かがすすんで努力するリーダーシップ行動で解決される場合があることは、一般に経験的に知られており、経済実験研究で確認されている。しかし、そのような限定的リーダーシップがなぜ起こるのかは不明だった。 本研究では、他者より損をすることと、より得をすることの双方を回避しようとする人間の特性を考慮に入れると、ジレンマの状況に応じた特定の回避特性の人がリーダーシップ行動をとることを、ゲーム理論の方法によって理論的に示した。
|