研究課題/領域番号 |
24530207
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
|
研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
小林 創 関西大学, 経済学部, 教授 (10347510)
|
連携研究者 |
太田 勝憲 和歌山大学, 経済学部, 准教授 (60403218)
斎藤 哲哉 日本大学, 経済学部, 准教授 (80707422)
七條 達弘 大阪府立大学, 経済学部, 教授 (40305660)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 長期的関係 / 情報の経済学 / 実験経済学 / 経済実験 / 繰り返しゲーム / 情報の不確実性 / 社会的学習 / 隠れマルコフモデル |
研究成果の概要 |
我々は金融取引におけるモラルハザード問題における情報開示の問題を考える。具体的には、2人のプレーヤーが無限期間にわたって、囚人のジレンマをプレーする状況を考える。両者は相手がどのような行動を選択したかに応じて実現する公的に観察可能なシグナルを観察する。このシグナルが毎期開示される場合と2期毎まとめて開示される場合における効率性を、情報精度が異なる3つのシグナルの下でどのように異なるか比較した。その結果、理論から得られた結果とは異なり、情報開示のタイミングが早い程協調率が高まると言うことを意味している。それゆえ、タイムリーな情報開示が行われる程、効率性が高くなるということが分かった。
|