研究課題/領域番号 |
24530212
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 立命館アジア太平洋大学 |
研究代表者 |
鈴木 泰 立命館アジア太平洋大学, 国際経営学部, 教授 (00350752)
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研究協力者 |
UDDIN Sohrab バングラデシュ・チッタゴン大学, 准教授
MIAH Md. Dulal オマーン・ニズワ大学, 准教授
SASTROSUWITO Suminto インドネシア, 大蔵省イスラム金融局, 局長
PRAMONO Sigit インドネシア, イスラム経済研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | イスラム金融制度 / ガラール禁止原則 / イスラム銀行 / 金融セクターレント / バングラデシュ / インドネシア / グラミン銀行 / インフォーマル制度 / 国際研究者交流 / パキスタン / リバー禁止原則 / 国際情報交換 / イスラム金融 / シャリア金融 |
研究成果の概要 |
バングラデシュ・グラミン銀行に見られるマイクロファイナンス金融仲介様式と同国イスラム銀行の審査・金融仲介様式との比較分析を行い、インフォーマルな制裁制度が、それぞれの審査モニタリングコストを一定限度に保っている構造を指摘した。イスラム金融取引に見られるガラール(Gharar)の禁止原則(不確実性の高い取引・契約の禁止)を、ポスト・ケインズ派の視点からの解釈を提示した。イスラム銀行は、一般商業銀行に比べ、その収益構造は損益分担方式(PLS)の下、不確実性に晒されており、その特有リスク・不確実性をカバーする収益(レント)を必要とするという「イスラム・バンクレント」という新しい概念を提案した。
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