研究課題
基盤研究(C)
本研究の最大の成果は、ケンブリッジ大学中央図書館およびLSE文書館などにおいて、ケインズおよびベヴァリッジの原典(手紙・メモ・草稿を含む一次資料)を精査することを通じ、次の認識に至ったことである。すなわち、戦間期の巨大な知としての両人は、効率と公平を両立させる構想を推進しており、特にケインズにおけるその内実は、次のような複合的な組織を実現することであった。つまり、公共心を持った大規模経営者、真性な長期期待に基づく投資家、公平無私な政策担当者、専門的知を持った経済助言官、適切な経済情報を流す公共メディアという複合体である。この複合体こそ、彼らの言葉に即した「投資の社会化」の実態である。
すべて 2017 2016 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件) 図書 (4件) 備考 (3件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
International Journal of Social Economics
巻: 印刷中
経済学論集(龍谷大学経済学部)
巻: 55(1/2) ページ: 1-35
110010027994
巻: 55(1/2) ページ: 49-66
『経済学論集』(龍谷大学経済学部)
巻: 53 ページ: 37-98
110009702400
『古典から読み 解く経済思想史』経済学史学会編
巻: 0 ページ: 209-230
『経済学史』喜多見洋・水田健編
巻: 0 ページ: 205-226
『経済学論集』龍谷大学経済学部
巻: 51-4 ページ: 71-92
http://www.econ.ryukoku.ac.jp/~komine/hope/research.html
http://www.econ.ryukoku.ac.jp/~komine/index.html