研究課題/領域番号 |
24530247
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
菊谷 達弥 京都大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (80183789)
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研究分担者 |
西村 直子 信州大学, 経済学部, 教授 (30218200)
小川 一仁 関西大学, 社会学部, 教授 (50405487)
齋藤 隆志 明治学院大学, 経済学部, 准教授 (60437283)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 成果主義賃金 / 年功賃金 / マルチタスク / ヘルプ / 経済実験 / 制度選択 / 比較業績評価 / 観察可能性 / 成果主義賃金制度 / 年功賃金制度 / 分配率 / 報酬制度 / チーム生産 / 行動経済学 / 被験者実験 / 成果主義 |
研究成果の概要 |
労働者が、自分自身のタスクと、同僚を助けるタスクという2種類の仕事をもつ、マルチタスクの状況で、賃金制度の違いが、どのようにタスク間の努力配分の違いをもたらすか、またどのように労働成果の違いをもたらすかを、経済実験によって検証した。賃金制度としては、比較業績評価にもとづく成果主義的賃金制度と、成果を平等主義的に分ける年功的賃金制度という2つの制度を用いた。また、その状況で、経営者はどのように労働分配率を決めるか、どちらの賃金制度を選ぶかについても経済実験を行った。 その結果、経営者は成果主義賃金を多く選び、その場合、労働者の取り分は変わらないが、経営者の取り分は多くなる、という傾向を見い出した。
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