研究課題/領域番号 |
24530248
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
松島 法明 大阪大学, 社会経済研究所, 教授 (80334879)
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研究分担者 |
松村 敏弘 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (70263324)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 技術投資 / 寡占市場 / 垂直取引 / 競争政策 / 価格差別 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
市場構造が技術投資へ与える影響について経済理論分析するために、幾つかの市場構造を取り上げて分析して結果を得た。例えば民営化と効率性に関する議論では、二国間の戦略的相互依存関係を考慮すると、着陸料が高くなるにも関わらず各国で空港を民営化する誘因があり、公営と民営の空港が混在する場合には、民営空港の方が混雑緩和投資への誘因が強いことを明らかにした。同様の設定を港湾の民営化に関する議論に適用し、港湾民営化は国間の輸送費用が低い場合に生じやすく、民間港湾の方が費用削減投資への誘因が強いことを明らかにした。これら結果は、近年起こっている空港や港湾民営化の流れと整合性のあるものである。
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