研究課題
基盤研究(C)
本研究は,金銭的な豊かさと健康の因果関係の解明と,子どもの貧困と健康状態に関する基礎統計の整理を行っている.異なる種類の個票データおよびマクロデータを用いた9つの分析により,2000年代の日本において,非正規労働者の増加がとくに子供のいる世帯の厚生を低下させた可能性や,生まれてくる子供の健康状態を悪化させた可能性があることが示された.また,分析者には観察できない家計間の異質性を計量経済学の様々な手法を駆使して取除いても,豊かな者ほど健康状態は良く,貧しい者ほど健康状態は悪いことが示された.
すべて 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 1件) 図書 (3件) 備考 (1件)
Review of Economics of the Household
巻: - 号: 2 ページ: 417-442
10.1007/s11150-015-9295-8
JP総研リサーチ
巻: 29 ページ: 10-17
週刊エコノミスト
巻: 92(35) ページ: 29-30
行動経済学
巻: 5 ページ: 137-151
130004554935
IZA Discussion Paper
巻: 7559 ページ: 1-25
The Japanese Economic Review
巻: Vol.64, No.4 号: 4 ページ: 431-451
10.1111/jere.12011
Journal of The Japanese and International Economies
巻: Vol. 29 ページ: 44-56
10.1016/j.jjie.2013.06.002
210000164961
巻: 掲載確定
Growing Inequalities' Impacts
巻: No.7077 ページ: 1-26
OSIPP Discussin Paper
巻: DP-2012-E-004 ページ: 1-21
日本労働研究雑誌
巻: 第620号 ページ: 3-41