研究課題
基盤研究(C)
本研究は、2004年に行われた配偶者特別控除の上乗せ部分廃止が、どの程度既婚女性の労働供給を上昇させたかを計測することが目的である。上乗せ部分の廃止は、家計の予算制約線を下方向へシフトさせた。このシフトの大きさをトリートメント変数として、「差分の差分法」により上乗せ廃止効果を計測したところ、上乗せ廃止は、既婚女性の年間労働時間及び労働参加にほぼ影響を与えていなかったことが分かった。
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http://www.iuj.ac.jp/faculty/staka/Research.htm