研究課題/領域番号 |
24530309
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
|
研究機関 | 福山市立大学 |
研究代表者 |
原田 裕治 福山市立大学, 都市経営学部, 准教授 (70313971)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 制度変化 / 産業間格差 / 所得分配 / 国際比較 / 資本主義の多様性 / 産業動態 / 多様性 / マルチレベル分析 / 労働分配率 / 制度 / 産業構造の変化 |
研究成果の概要 |
本研究では,日本経済の産業レベルの分析と先進諸国の国際比較分析を行ったが,分析結果は以下のように取りまとめることができる。1980年代以降に日本経済の様々な領域で生じた制度変化は,1990年代以降の経済停滞と相まって,各種産業の動態にネガティブな影響を与えたたが,その度合いは産業によって異なり,労働生産性や賃金率にかんする産業間格差は拡大することとなった。こうした格差の拡大は,集計レベルで見れば,所得分配の様態を大きく変え,賃金シェアは低下することとなった。このような変化の過程は,他国と比較してきわめて特徴的なものであったと言える。
|