研究課題/領域番号 |
24530325
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 創価大学 |
研究代表者 |
齋藤 之美 創価大学, 経済学部, 教授 (10247273)
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研究分担者 |
齋藤 勝宏 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 准教授 (80225698)
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研究協力者 |
パウデル ダマル
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 関税削減 / 次善の理論 / ネパール / 土地改革 / 社会会計表 / 応用一般均衡モデル / 所得分配 / ポリシー・ミックス / 家計調査個票 / 家計細分化応用一般均衡モデル / 発展途上国 / 経済統合 / 家計調査 / 農業生産の非効率性 / 農地再分配政策 / グラビティーモデル / 経済厚生 / 開発途上国 / 家計の消費関数 / CGE分析 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、経済統合が、貧困、貿易赤字、財政赤字に悩む途上国に及ぼす影響を理論的、実証的に解明することである。理論分析では、経済統合による関税削減が経済厚生に及ぼす影響について、市場が完全競争的な場合と不完全競争的な場合との比較を行い、後者の場合政府の果たすべき役割が重要となることを確認した。実証分析では、アジアの最貧国としてネパールを取り上げ、CGEモデルを構築し、農地改革が所得分配及び貧困問題を改善することを明らかにした。関税削減と所得再分配政策(農地改革)をミックスさせることが重要であることを確認した。関税削減を行う場合、最適なポリシー・ミックスがどのようなものかは今後の課題である。
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