研究課題/領域番号 |
24530336
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 九州国際大学 |
研究代表者 |
緒方 隆 九州国際大学, 経済学部, 教授 (50150389)
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研究分担者 |
友田 康信 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (30437280)
松尾 美紀 九州国際大学, 経済学部, 准教授 (50437282)
齋藤 隆志 明治学院大学, 経済学部, 准教授 (60437283)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 所得格差 / 人的資本 / 経済発展 / 論文 / 国際学会 / 教育格差 |
研究成果の概要 |
本研究は,教育支出が奢侈品となる選好を仮定し、人的資本クズネッツカーブを導く新しい理論的枠組みを示すことができた。Matsuo and Tomoda (2012)は,経済発展の初期段階では人的資本の格差が拡大し,経済が発展すると人的資本の格差が縮小していくことを確認した。クズネッツ曲線に関する既存の理論的研究では,クズネッツ曲線の導出には,人的資本の生産関数が収穫逓増であることが必要条件とされていた。しかしながら、本研究では,Stone-Geary タイプの効用関数を仮定したことにより,人的資本の生産関数が収穫逓減の場合であってもクズネッツ曲線が導かれることを示すことができた。
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