研究課題/領域番号 |
24530364
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
野田 顕彦 和歌山大学, 経済学部, 准教授 (80610112)
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研究分担者 |
井奥 成彦 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60184371)
前田 廉孝 西南学院大学, 経済学部, 講師 (90708398)
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連携研究者 |
伊藤 幹夫 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (70184695)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 計量ファイナンス / 日本経済史 / 市場効率性 / 市場統合 / 東京米穀商品取引所 / 大阪堂島米穀取引所 / 外米代用受渡 / 朝鮮米 / ファイナンス / 計量経済学 / 東京深川正米市場 / 植民地米 / 東京深川市場 / 米騒動 |
研究成果の概要 |
本研究では,戦前期日本の米穀市場における効率的市場仮説の成否を検証するために,時間に対して相対的な市場効率性を計測すると同時にそれらが変動する要因の解明を試みた.具体的には,まず戦前期日本の米穀市場における長期価格データを作成すると共に新たに開発された時変計量経済モデルを用いて市場効率性が時間を通じて変化していたことを明らかにした.そして,その計測結果について1次史料を利用した考察を加え,戦前期日本において内地の米穀「自給」達成を目的とした植民地からの政策的米穀移入は内地米穀先物市場の効率性を低下させ,同市場が現物価格の指標価格を形成し得ない点で機能不全に陥る要因となったことを明らかにした.
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