研究課題/領域番号 |
24530394
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
正木 響 金沢大学, 経済学経営学系, 教授 (30315527)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 通貨 / 西アフリカ / ギネ(インド産藍染綿布) / 地域経済統合 / 商品貨幣 / 植民地通貨 / 共通通貨 / グローバルヒストリー / セネガル / フランス / 貨幣 / 綿布 / フランス植民地 / 仏領インド / 銀貨 / 紙幣 / インド産綿布 / セネガル銀行 / CFAフラン / UEMOA / BCEAO / 19世紀 / ボルドー / ポンディシェリー(インドのフランス領) / フラン圏 / スターリング圏 |
研究成果の概要 |
本研究は,西アフリカで用いられる通貨の変遷と地域の関係を明らかにするものである。植民地化によって,かつて用いられていた子安貝,綿布といった商品貨幣の流通圏は分断され,各地域は宗主国を中心とする通貨圏に組み込まれた。独立後、旧仏領は、従来のシステムをほぼ維持し、対して旧英・葡領は独自の通貨を発行することで直接世界経済に統合されることを選択した。21世紀に入り、これらを統合して共通通貨を作るという新たな取り組みがはじまった。本研究では,こうした通貨の移り変わりと西アフリカ地域経済・世界経済との関係を明らかにし,特に,商品貨幣ギネ(インド産藍染綿布)のグローバル交易について詳しく調査した。
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