研究課題
基盤研究(C)
近年の研究では起業プロセスと出発点となる起業機会が注目されている。特に機会が発見されものが創造されるものかが一つの論点である。従来研究は発見、創造ともに理論研究が中心である。研究設計が困難なため発見と創造を比較する実証研究は僅少である。Shane(2000)は数少ない実証研究であり、起業家の経歴や社会的ネットワークに関係を示唆した。本研究は、職場、社会ネットワークを同じくする集団を対象とし発見と創造を比較検討する実証研究である。結果として、一つの職場で同じ企業文化、同様の職務経験を持つ起業家であっても発見・創造の双方が存在し、発見・創造を分けたものは技術進歩と産業の成熟度合の関係が示唆できる。
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地域イノベーション
巻: Vol.5
120005255392