研究課題/領域番号 |
24530600
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
|
研究機関 | 駒澤大学 |
研究代表者 |
西村 祐子 駒澤大学, 公私立大学の部局等, 教授 (80276451)
|
研究分担者 |
小川 玲子 九州大学, 法学研究科, 准教授 (30432884)
ホワイト ブルース (WHITE Bruce) 同志社大学, 国際教育インスティテュート, 准教授 (00411059)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 低職位 / 移民 / 皮なめし / 介護 / 近代国家 / 皮革業 / 介護業 / アジア / ディアスポラ / 近代化 / ギルド / 低位職 / 組織化 / ケアワーク / 介護保険 / グローバリゼーション / 社会史 / 被差別部落 / EPA / アイデンティティ / 介護労働者 |
研究成果の概要 |
低職位としての皮なめし業と介護業について移民集団がその職位を上昇し得る場合両者ともに近代国家が必要とする位置づけにおかれる場合当該国での職位が大きく変わってくることが結論づけられた。皮なめし職人および皮革商人として活躍したディアスポラ集団のユダヤ人、アジアで同種の役割を担った客家集団においては血縁・エスニシティによる結束だけでなく近代軍需産業の一環と結びついたことが重要な職位上昇の鍵であった。反面日本の場合皮なめしを伝統職とした集団と国家産業との結びつきが弱いことが地位上昇の妨げとなった。介護職においても医療保険制度と結びついた場合移民であっても職位が上昇していくことが結論づけられた。
|