研究課題/領域番号 |
24530618
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
水原 俊博 信州大学, 学術研究院人文科学系, 准教授 (10409542)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | シミュレーション / ポストモダン / 不可能な交換 / 情報化 / 情報社会 / 悪 / ボードリヤール / 社会理論 / 象徴交換 |
研究成果の概要 |
本研究の課題は「ボードリヤールの社会理論の再構成,及びその受容と影響についての批判的検討」である。研究は具体的には(1)ボードリヤールの一次文献を精査して,(2)研究の手薄であった「悪」「不可能な交換」といった諸概念を明確化し,(3)ボードリヤールの社会理論を情報社会論的な視点から理論的に再構成する。さらに,(4)ボードリヤールの社会理論の多方面での影響を整理して,その社会的,文化的意味を明らかにし考察する。以上の研究については,学会発表,学術論文として概ね成果をあげることができた。とはいえ,(4)は十分な成果をあげたとはいえず,本研究の最終目標である著書執筆を果たせず,今後に課題を残した。
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