研究課題/領域番号 |
24530623
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
串田 秀也 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (70214947)
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連携研究者 |
山川 百合子 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (40381420)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 精神科医療 / 意思決定 / 会話分析 / コミュニケーション / 診察場面 / 社会学 / 提案 / 依頼 / 国際研究者交流 |
研究成果の概要 |
精神科の外来診察場面において、医師と患者が処置をめぐる意思決定をどのように行っているのかを、会話分析の手法によって研究した。研究の結果、処置決定を医師が開始する場合には、医師は患者のパースペクティヴを視野に入れながら、処置を提案するやり方を選択していることが明らかにされた。また、処置決定を患者が開始する場合には、患者は自分の現在の状態を描写する方法と、処置に関する希望を表明する方法を適合させていることが明らかにされた。これらの結果は、医師も患者もたんに一方的に自分の希望や判断を表明しているわけではなく、医師と患者が意思決定を共有して行くための基盤が、現実の診察の中に存在することを意味する。
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