研究課題/領域番号 |
24530626
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
栗岡 幹英 奈良女子大学, 研究院人文科学系, 教授 (20145155)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 医療事故 / 新聞記事 / 記事データベース / 医療ミス / 医療過誤 / 統制側の逸脱 / カテゴリー執行 / 医療安全 / 医療訴訟 / 医事紛争 / インターネット / ネット医師 / インタビュー調査 / Web調査 |
研究成果の概要 |
マスメディアの報道は、社会問題に関する報道機関や国民の関心を示す。1990年代末から2000年始めに幾つかの医療事故が発生し、医療ミスや過誤の記事件数も多かった。しかしその後、記事件数は一見大きく減少した。また、一時上昇した医療訴訟件数や医療裁判の患者側勝訴率も低下した。この要因として、医療者の逸脱に対するマスメディアの責任追及の姿勢が変わったとの指摘がある。 本研究では、新聞記事データベースを用いて、マスメディアが医療における有害事象の発生について医療者の責任を追及する「医療ミス」や「医療過誤」カテゴリーの使用を放棄しておらず、姿勢を大きく変えていないことを明らかにした。
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