研究課題/領域番号 |
24530653
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 国際基督教大学 |
研究代表者 |
池田 理知子 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (50276440)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | メディア / コミュニケーション / 資料館 / 語り部 / 公害資料館 |
研究成果の概要 |
公害資料館をメディアとして捉えた場合、そこが来館者と何を結びつけようとしているのかが問われる。それは、展示物というモノを通してかもしれないし、「語り部」の講話を通してかもしれない。しかし、資料館という「ハコ物」が伝える内容には自ずと限界があり、せいぜいそこは各自をそれぞれの問題意識へと導くためのきっかけを与える「入り口」と考えなければならない。そのためには、そこにすべての答えがあるとか、「語り部」という当事者が当事者ではない聞き手に公害のことを教えてくれるといった思い込みを捨てる必要がある。今回の研究で明らかになったのは、そうした思い込みの具体的な姿であった。
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