研究課題/領域番号 |
24530779
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
島田 千穂 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究副部長 (30383110)
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連携研究者 |
高橋 龍太郎 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (20150881)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 終末期ケア / 高齢者 / 施設ケア / リフレクション / 経験学習 / 高齢者介護 / 専門職教育 / 看取りケア / 特別養護老人ホーム / 高齢者の終末期 / 看取り介護 / 質の向上 |
研究成果の概要 |
看取りケアは、改善を目標にできないため評価が難しい。さらに、高齢者本人と家族との多様な価値観を考慮して提供することが求められる。本研究は、看取りケア経験を他者と照合させながら振り返る反照的習熟プログラムが、看取りを理解するプロセスに与える影響を確認することを目的とした。 その結果、他者との経験の照合による看取り概念の形成プロセスは、内省の深化と事例からの普遍化を伴って生じ、経験学習サイクルで説明しうること、看取りケア遂行意欲は、他者との対話による経験の言語化と課題の自覚化に伴い、向上する可能性が示された。看取れる実践者の育成には、他者との経験の照合による内省促進が有効である可能性が示唆された。
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