研究課題/領域番号 |
24530789
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 群馬医療福祉大学 |
研究代表者 |
大野 俊和 群馬医療福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (70337088)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 社会系心理学 / 社会福祉 / 少子化 / しろうと理論 / 高齢化 / 認知バイアス / 社会福祉関係 / 誤信念 |
研究成果の概要 |
本研究では、人々の少子高齢化社会に関する誤解「しろうと理論」を検討するため、日本の少子高齢化社会に関する質問紙調査を実施した。各項目での正解と、調査対象者の回答の平均値との間の乖離が大きいことを「しろうと理論」の存在を示す目安とした。19項目中5項目で、とりわけ大きい乖離が見られた。それらは、「核家族化=近年の産物」という誤解、「少子化=近年の産物」という誤解、「老後の暮らし」への誤解の3つとしてまとめられた。これらの結果は、実際よりも悪い方向で誤解しているという点で共通していた。また、聞き取り調査での結果、誤解が、家族、地域の崩壊や社会構造・情勢の悪化と結びつけて話されやすいことが示された。
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