研究課題
基盤研究(C)
本研究では、成人が他世代の人々との交流を通じて、時間的展望を再編成する過程を発達心理学の視点から検討し、質問紙調査で得られたデータの分析によって、世代性(ジェネラティビティ)の発達が時間的展望の形成及ぼす影響を明らかにすることを目的としていた。20~24歳、25~29歳、30~34歳、35~39歳、40~44歳、45~49歳、50~54歳、55~59歳、60~64歳、65~69歳の10段階の年齢区分において、男女200名ずつ、全体で4,000名を対象としたインターネット調査を実施した。得られた結果から、20~60歳における、時間的展望とジェネラティビティとの発達的関連が明らかになった。