研究課題/領域番号 |
24530853
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
堀田 香織 埼玉大学, 教育学部, 教授 (10251430)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 里親養育 / 虐待 / 里子支援 / 学生派遣 / 家庭訪問 |
研究成果の概要 |
本研究は、里子のもとに、治療的家庭教師や話し相手、遊び相手として大学生を派遣するとともに、里親に聴き取り調査を行ったものである。里親家庭では、家庭内のルールや家庭外の問題行動をめぐる葛藤が生じており、時に限界設定が必要となった。そして、里子が「家族」としての所属感を獲得することが、転機につながった。派遣学生にとっては、学習支援の工夫、児童期の里子からの過度な要求や支配への対応、思春期の里子との心理的距離の調節、規範意識の共有、里子による無力化への対応が検討課題となった。そして、こうした里子の行動について、学生がその意味を理解することの重要性が確認された。
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