研究課題/領域番号 |
24530869
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
中村 菜々子 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (80350437)
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研究分担者 |
井澤 修平 独立行政法人労働安全衛生総合研究所, 作業条件適応研究グループ, 主任研究員 (00409757)
山田 クリス 孝介 (山田 クリス孝介) 佐賀大学, 医学部, 助教 (70510741)
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研究協力者 |
亀山 倫華
田上 明日香
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ストレス・マネジメント / ストレスの過小評価 / 認知 / 労働者 / 縦断研究 / メンタルヘルス・リテラシー / ストレス / パネル調査 / 認知行動療法 / 予防 / ストレスチェック |
研究成果の概要 |
日本人労働者4609名を対象とした横断的調査,3235名を対象とした縦断的調査,400名を対象とした実験を実施して,ストレスの過小評価という認知的変数が精神的健康やメンタルヘルス知識,メンタルヘルス情報の評価に与える影響を検討した。研究の結果,(1)ストレスの過小評価の傾向は,女性より男性でより強かった,(2)過小評価傾向の強い男性は,メンタルヘルスリテラシーが低かった,(3)過小評価傾向は,1年後のメンタルヘルス不調を有意に予測した,(4)過小評価傾向とメンタルヘルス情報の評価との関連は明確ではなかった。労働者のストレス対策では認知的変数も考慮する必要性が示唆された。
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