研究課題/領域番号 |
24530877
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
林 智一 大分大学, 医学部, 准教授 (70274743)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 高齢者 / ライフレビュー / プロセス / 心理療法 / 事例研究 |
研究成果の概要 |
介護老人保健施設の協力を得て、健常群と認知症群の2群に対して、10回のライフレビュー面接を行った。事例の考察から次の4点が明らかとなった。(1)ライフレビュー面接10回法は、インテイク期、回顧活性期、休止期、回顧再活性期、収束期の5期を経て展開する。(2)ライフレビューの奏功機序モデルとして、①信頼関係の構築、②回顧の活性化、③視点の移動、④認知の再構成、⑤否定的観念と肯定的観念の相対的バランスの5段階を提起した。(3)回顧の主要テーマは、子育てや両親、祖父母、子ども時代、仕事、結婚、自身の死、外地での体験だった。(4)認知症群のライフレビューでは、想起は生じるが評価や綜合が見られない。
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