研究課題/領域番号 |
24530883
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
中谷 敬明 岩手県立大学, 社会福祉学部, 准教授 (60438083)
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研究分担者 |
佐藤 正恵 石巻専修大学, 人間学部, 教授 (00211946)
山田 幸恵 東海大学, 文学部, 准教授 (30399480)
藤澤 美穂 岩手医科大学, 教養教育センター, 助教 (60625838)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 東日本大震災 / 地域援助 / 効果判定 / 地域支援プログラム / 効果指標 |
研究成果の概要 |
仮設住民への心理教育の効果と継続的な臨床心理学的地域援助のコミュニティ形成と心理的ストレスへの影響を量的に検討し、被災2年後に必要な臨床心理学的地域援助を質的に検討した。量的な検討の結果、心理教育が女性のストレス低下に効果のあることが認められ、臨床心理学的地域援助の継続は心理的ストレス反応の一部を緩和し、コミュニティを活性化する効果が示唆された。質的な検討の結果、潜在していた心身の疲労や不安感の顕在化や孤独や抑うつ感が生じやすいと推測され、生活状況の個別化が進んだことが覗えた。仮設住宅入居直後は全体を対象とした援助が必要とされるが、時間経過後は全体的な援助と個別的な支援が求められる。
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