研究課題/領域番号 |
24530884
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
橋本 伸彦 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20534762)
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研究分担者 |
仲秋 秀太郎 慶応義塾大学, 医学部, 特任准教授 (80315879)
成本 迅 京都府立医科大学, 大学院医学研究科, 准教授 (30347463)
三村 將 慶応義塾大学, 医学部, 教授 (00190728)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | メタ認知 / 認知行動療法 / 実行機能 / 前頭葉 / 高次機能 / 強迫性障害 / VBM |
研究成果の概要 |
本研究では1 強迫性障害のメタ認知の神経基盤を高次脳機能から検討し、2 行動療法に治療抵抗性患者のためのメタ認知的介入プログラムを開発し、その有効性を検討した。 メタ認知的介入を施行した患者12人で、Y-BOCSが35%以上改善したのは5人だった。この改善群(治療反応者)では、メタ認知のデータも改善した。治療非反応者は、治療反応者に比較すると、ベースラインの実行機能が悪く、確認儀式中の時間的な評価も過剰評価していた。メタ認知的介入プログラムの介入は、従来の治療抵抗性の患者の改善に意義があり、メタ認知的信念の歪みを改善する意味で重要である。
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