研究課題/領域番号 |
24530889
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 桜美林大学 |
研究代表者 |
山口 創 桜美林大学, 心理・教育学系, 教授 (20288054)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 被虐待児 / アタッチメント / オキシトシン / 抱っこ / サーモグラフィ / 虐待 / 乳児院 / 身体接触 / 施設入所児 / 愛着障害 / オルタナティブアタッチメント |
研究成果の概要 |
本研究では、成人のボランティアによる施設入所児への抱っこなどのふれあいの介入を継続することで、児とのアタッチメントの形成過程を検討した。まず入所児を介入群(9名)と非介入群(14名)とし、介入群の児には毎週1回同一の成人によるふれあいの介入を3か月間継続し、非介入群の児は通常通りの生活を3か月間継続してもらった。1か月ごとに児の額部体表温度を測定し、職員によって各児の問題行動について評定を行った。実験の結果、3ヶ月後には介入によりスタッフに抱っこされた児の体表温の僅かな上昇が確認され、成人との安定した信頼関係が築かれたことがわかった。また問題行動も顕著に軽減した。
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