研究課題
基盤研究(C)
本研究では、今までに構築した「司法臨床」の方法論を広く展開するために、弁護士と臨床心理士が協働した裁判事例を分析することによって、刑事・民事事件を適切に解決するための司法臨床の効用と課題を検証した。その結果、法と臨床の対等性に基づく両者のダイナミックな相互交流のプロセスによって生成する司法臨床の機能が、事件を適切に解決し、裁判の当事者に寄与することが明らかになった。今後の課題は、両者の相互交流を促進する役割を担う「司法臨床家」の養成、及び当事者主義的司法モデルを土台にした現行の裁判制度にいかにして司法臨床を位置づけるかということである。
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