研究課題/領域番号 |
24530911
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
関口 貴裕 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (90334458)
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連携研究者 |
雨宮 有里 東京女学館大学, 国際教養学部, 専任講師 (00625501)
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研究協力者 |
大塚 翔 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 博士後期課程学生
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | マインドワンダリング / 課題無関連思考 / 不随意記憶 / メタ認知 / モニタリング / ワーキングメモリ / 実行機能 / 不注意 / 無意図的想起 |
研究成果の概要 |
本研究では,無意図的思考(意図せずに行う課題と無関係な思考)と無意図的想起(意図せずに過去の出来事を思い出すこと)の性質とメカニズムについて,以下を明らかにした。1)無意図的思考を防ぐことには,逆向干渉の抑制メカニズムとワーキングメモリの能力が関与する。2)無意図的思考の保持には,音韻的短期記憶が関与する。3)無意図的思考の気づきには,外的刺激の入力を通じた受動的なモニタリングが関与する。4)授業中の無意図的思考の生起率は,増加した後,低下し,その後,再び増加するという経過をたどる。5)自伝的記憶の無意図的想起では,自伝的知識のネットワークの中で,最初にアクセスされた情報がそのまま検索される。
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